リフォーム 大崎市三本木
築40年住宅断熱リフォーム
築40年住み慣れてきた夫婦二人のお家のリフォーム計画。
まずは、お施主様に現在のお住まいのお悩みを伺いました。
高速道路も近いため、普段から車の騒音もひどく、慣れてはいるけど睡眠中もサイレンなどでよく目覚ますこともしばしば有るそうです。
冬は山からの吹きおろし風がひどく、朝ストーブにスイッチをいれたら、だいたい15時くらいまでスイッチは入れっぱなしで、灯油代がかかりすぎて困っているとのこと。
間取り
Before
8帖の和室と中央に玄関ホールがあり水回りは北側に有り台所が奥に6帖ほどの大きさです。各部屋の温度もバラバラで部屋の移動する度に温度差を感じるほどでした。
Plan
ご夫婦おふたりのお住まいのため、玄関を中心としたリビングダイニングとして一つの部屋に出来ないかと、水回りを逆転させて対面式のリビングとして、奥に浴室・脱衣室・トイレの配置を計画。
After
浴室・脱衣室・トイレを寝室の近くに配置し、生活しやすい動線になりました。玄関を入ると一枚の扉が風除室代わりになるので温度差を防ぐ効果もあり、急な来客にも対応しやすい間取りに。
しかし構造の検討も必要築40年と土台・柱は大丈夫か心配でした。
施工中
柱はほとんど腐っていた為、土台と柱の交換。土間コンクリートを打ち、新たに基礎立上りを設置。
細かく繋がれていた梁材を補強し、下がりかけていた柱や梁の補強するなどの対応。
新たな断熱材として、床:100mm、壁:高性能グラスウール100mm 16K、天井:高性能グラスウール200mmを使用。
開口部には内窓を設置し、玄関ドアを断熱タイプへ交換。
完成後
ご夫婦に変わった所、聞いてみました。引越しは12月でしたので、暖房のお話になりました。
今までは8帖の居間だけで、ファンヒーターを23度に設定し午後までかけていたけど、新しくなってからは、リビングダイニング17帖で18度の熱いくらいとの話で夕方はほとんど使っていないとのこと。
外の騒音もほとんど聞こえなく、テレビの音量も下げているそうです。断熱リフォームの成功ですね。
After
Before